サイトーウッドのシンプルなゴミ箱を購入しました。
PAPER BASKET straight grayという名前のグレーのゴミ箱です。
もともと、D&DEPARTMENTでサイトーウッドというブランドについて知りました。
静岡県にある会社なこと、ダストボックスは50年以上作られ続けているロングセラーなこと、成形合板の製品が特徴なこと。
そしてストレートのすっとした佇まいがいいなと思いつつも、無地のゴミ箱を探していたので木目調のゴミ箱は候補には入りませんでした。
代わりに考えていたのはこれ、MOHEIM(モヘイム)のSWING BIN(スイングビン)です。
灰色の無地というデザインが、落ち着いた上品さでどんな部屋とも調和しそうだなと思っていました。
ただ、スイングビンの一番の特徴である動くフタが、自分にとって本当に必要だろうかと迷っていたため購入には至りませんでした。
製作者さんの一番の推しポイントを気に入っていないのに買うのは、何よりスイングビンそのものに申し訳ないなと感じたのを覚えています。
しかし、スイングビンのグレーがとても美しかったのでグレーのゴミ箱でシンプルなものがいいな、と徐々に具体的なデザインの希望が決まっていき、そしてついに見つけました。
それがataWで販売されているPAPER BASKET_straight[gray]です!
つや消しのマットなグレー無地。ごくごくシンプルな円柱の形。
これだ!と感じたものの、サイトの説明には「限定カラー」「sold out」の文字が。
一度は諦めて、またゴミ箱ジプシーに戻るか…としおれていましたが、未練がましく定期的にPAPER BASKETのページを訪れていました。
ただ、そんな人は自分ひとりだけではなかったようです。
ある日いつものようにページを訪れると、再入荷の文字が!そして在庫が、ある!
ゴミ箱は100均でええやろ派な家族を説き伏せて、というか説き伏せられてなかったけど文句は言わせない、と無事購入に至りました。
2023年3月現在、何度目かの再入荷で在庫があります。
気になった方はお早めに!
購入した結果、大満足です。
部屋の片隅にあって「主張しないのに確かに存在している感じ」が特に気に入っています。
塗装のムラや成型合板のつなぎ目が見えるのはご愛嬌。
内側もどこまでもシンプルでほれぼれします。
底にはサイトーウッドのロゴシールが。せっかくなので貼ったままにしています。
サイトーウッドから始まり、MOHEIMを通過し、再びサイトーウッドに戻ってくる。
せおぶんぐのゴミ箱ジプシー物語は確かな手応えを感じながら終わりを迎えました。
めでたしめでたし。
せおぶんぐ