せおぶんぐ

文具と雑貨と花と本。

チョコレートモノ 21_21DESIGNSIGHT “Chocolate”パンフレット

 

チョコレートモチーフの雑貨「チョコレートモノ」を集めています。

子ども向けのものはたくさんありますが、大人でも使える高品質なもの、と考えると数はそんなに多くありません。

こちらは21_21DESIGNSIGHTの「“Chocolate”パンフレット」です。

 

 

21_21DESIGNSIGHTにて行われた、第1回企画展 “Chocolate”(2007/4/27-7/29)のパンフレット。

 

21_21は、

21_21 DESIGN SIGHTはデザインを通じてさまざまなできごとやものごとについて考え、世界に向けて発信し、提案を行う場です。

という説明の通り、単なる美術館・ギャラリーの枠を大きく超えた施設です。

 

 

そんな場所の第1回企画展とあり、ディレクターはプロダクトデザイナー深澤直人さんが務めるなど非常に力の入ったものだったそうです。

 

 

チョコレート一色のシンプルな装丁のいさぎよさ。表面はマットな手触りでさらさらしています。

 

 

左下にこれもシンプルなタイトル表記。「01」に21_21のはじまりと、これからに対する希望と熱意が見えます。

 

 

川路あずささんの「+C+H+O+C+O+L+A+T+E+」。

チョコレートをテーマに、全74作品が128ページにわたって掲載されています。

 

 

世界観が本当に素晴らしい!様々なデザイナーやアーティストが様々な視点でチョコレートを捉え直していました。

 

チョコレートの見た目・味といった、誰もが思い浮かべる「甘くおいしいスイーツ」としてのデザインやアートがある一方で、チョコレートがもつ社会的な面にフォーカスした作品もあり、せおぶんぐの「チョコレート観」に非常に影響を与えました。

 

生産者と消費者に生じている格差を探った、ジェームズ・モリソンさんの「カカオ農園の人々」。

熱帯で作られ寒い国で多く食べられるチョコレートの量をパイプの太さで示した、マイク・エーブルソンさんと清水友理さんの「カカオ・トラベル」。

の二つが特に考えさせられました。

 

 

 

せおぶんぐは展覧会そのものには参加できなかったことが悔やまれます。

会場で生の作品を見ることができた方々、うらやましすぎる!

 

 

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